ねんねの時間

京都を中心にベビー&キッズシッター、家事代行サービス
四条烏丸にて託児サービス“ちいさいプッテ”を提供する有限会社ノトスです。

私達は、より多くの方々に温もりと笑顔をお届するという使命のもと
それぞれのご家庭のお困りごとをご一緒に解決させていただき、
お客様より信頼される会社として、社会へ貢献できることを願っています。

1日の疲れが出始める頃、お子さんを寝かしつけることは
ママやパパにとって意外と大変な時間ですよね。
ねんねの時間1
なかなか寝てくれないとイライラしてしまったり、気が付いたら自分が先に寝てしまっていたり…
なんて経験はありませんか?

今回は、私自身がベビーシッターとして関わらせて頂いた、1~2歳児の
お子様シッティング中の寝かしつけについて、お話させて頂きます。

ご依頼開始当初、1歳でしたAちゃんは、保育園からご自宅へお送りしお食事とお風呂が済むと
眠くなられることもあり、ふとママを思い出されるように泣かれました。

その頃の寝かしつけは、泣かれてしまわれるAちゃんを抱っこして、耳元近くでお好きな歌を
歌い、トントンしながら部屋中をお散歩しておこなっていました。
中々寝付けないときには、ベランダの窓から外を眺めて頂いて気分転換をしました。
肩にもたれて眠られる姿に可愛らしさを感じながらも、泣いて眠られるのではなく、もっと
安心して眠りについて頂きたいという気持ちでいっぱいでした。

ベビーシッターのご利用開始から4、5ヶ月過ぎた頃からは、眠くなられたら
抱っこ!と両手を出して教えて下さるようになり、泣かれずに、抱っこでトントンし一緒に
歌っているうちに、スッと眠ってくださるようになりました。

半年過ぎた頃からは、これ読んでと絵本を選ばれて、いつも寝ているところへご自身で向かわれ、
ゴロンと横になられるようになりました。しばらく絵本を読んで、歌を歌っているとウトウト…
入眠までのスムーズな流れができてきました。

お仕事を終え疲れて帰宅されたお母様の、ぐっすり眠っておられるAちゃんを見て安心された表情や
笑顔を見られたときが、少しでもお役に立てているのではと思える瞬間です。

しかし、そんな喜びもつかの間、「魔の」とも言われる2歳児になる頃
イヤイヤ期に突入したAちゃんは、寝る時間いつもの場所までは行きますが、横になる気配はなし
上手におすわりして、ご自身で選ばれた絵本を私に読み聞かせして下さるようになりました。

ある日は、抱えるほど大きなぬいぐるみを一生懸命運んできて、お布団をかけ
歌を歌いながらトントンとぬいぐるみを寝かしつけ…

またある日には、私が寝るマネをしてみていると、お布団をかけてトントンしてくださり…

いつの間にか、ねんねの時間は立場逆転、寝かしつけ合戦のようになっていました。

ねんねしようと言ったものなら、いやーすわるー!とニコニコ嬉しそうに見つめてこられるAちゃん。
楽しく安心してお過ごし頂けることが1番ですが、お母様のご要望でもある寝かしつけを
終えられない日もあり、ご要望にお応えするため、工夫の日々が始まりました。
ねんねの時間3
当時は冬場でしたので、お風呂では肩までつかりしっかり温まること
寝る前に何か飲むなら温かいものを、お部屋は暗めにきりかえ
お布団に持ち込むのは絵本2、3冊、絵本読みは徐々に声を小さくする などなど
スムーズに入眠できるよう試行錯誤して約1ヶ月…

状況は変わりませんでした。

Aちゃんのお宅へは、複数のシッターが交代でお伺いしていましたので、
他の担当シッターから様々なアドバイスをもらっていましたが、その中である日
大切なことを思い返すことができました。

ひとつは、歌うことです。
2ねんねの時間
もともとAちゃんは歌が大好きで、歌って寝かしつけることが主でしたが、イヤイヤ期で少しでも
歌うといやーと言われてしまうのではという思いから、歌うこと自体をやめてしまっていました。
子守唄をとアドバイスを受けて、絵本を読み終わったあとに、ゆりかごの歌を歌ってみました。
すると、いやーと言われることもなく、いつもはおめめぱっちりのAちゃんが
うとーっとし始められ、トントンしながら続けると、そのままスッと眠られたのです!
涙が出そうになりました。

その日思い返せたことがもうひとつ、1番大切な、焦ってしまわないということです。
子どもはとても敏感です。大人をよく見ていますし、だからこそシッターのマネをしてみたり
その反応を楽しんだり、こうしたらああしてくれると学ばれます。

どんなに落ち着いた態度でいたとしても、私が自覚している以上に「ねんねしようね」と
口に出してしまっていたかもしれないし、お母様のご帰宅までに寝かしつけなければという
私自身の焦る気持ちが、伝わってしまっていたのだろうと反省しました。

久しぶりにスムーズに眠られたこの日
「どうせ私はねんねしていただけないのなら、無理に寝て頂くことはせず、楽しく過ごそう」
ということに意識を向けてみました。

もしかしたら、日中の運動でいつもよりお疲れだったのかもしれません。
あるいは、朝早起きされていたのかもしれません。

子育てや保育に「絶対」は存在しないと思いますが、少なくとも大人の感じていることや気持ちは、
どんな形でも子どもたちに伝わるということを 寝かしつけ から改めて学ぶことができました。

このことを忘れず、これからも子どもたちとの時間を大切にしていきたいと感じました。(r.k)
(画像はイメージです)